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そうし、ようやく海人は口を開いた
海「……頼みがある」
セル「何よ?重さを減らしてくれって言うの?
あんた本当に根性無いからねぇ~」
海「重りをあと200キロ増やしてくれ。
そしてセルフィー、お前はオレを置いて先に行ってくれないか?」
セル「………!?」
セルフィーはいきなり海人が無謀な事を言ったので驚いた
いくら身体能力を上げたいと言っても、さらに200キロ重さを増やした状態では歩くこと、這うことすら難しいのだ
さらに海人がいる草原は比較的にモンスターが出にくい場所とは言え、鎧を着た状態の海斗では無事に街に到着出来るハズがなかった
海「地図をオレに貸してくれ。そうすれば1人でも街に着けるから」
海斗はそのことを知った上でのことなのだろうか1人で行く気満々だった
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