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ただいまの季節は夏…
夏休みは終わり、学生はいやいやながら学校に向かっていた
海斗もその１人だった
海斗が登校する学生達の中に混ざって歩いていると
後ろから１人近づいてきた
？「よぉ、海斗！」
と朝っぱらから聞きたくないような元気な声で海斗に声をかけてきた
コイツの名前は陸。
陸とは、クラスでもよく話す方の部類に入る。
まぁ、海斗にとって結構ウザいヤツだった…
陸「おぃ、何朝っぱらから湿気たツラしてんだよ！」
しかも、結構空気が読めないヤツ…
そんな陸に海斗が呆れていると、陸が
陸「そう言えば、お前知ってるか？今日うちのクラスに転校生が来るらしいぜ」
海「へぇ～。ってか、お前なんで知ってんの？」
普通知るはずの無い情報を知っている陸に海斗が尋ねると
陸「オレの情報網を甘く見るなよ！しかも、情報によるとソイツは女だ！」
陸が自信満々に答える
陸はクラスでも情報屋と言われている。
コイツが言うなら本当のことだろうと思っていると
『キーンコーン、カーンコーン』
学校のチャイムが流れてきた。
周りを見るとさっきまでいた学生達が走り出していた
陸「ヤベッ、遅刻だ！海斗、走るぞ！」
陸はそう言うと学校に向かって走り出した。
海「マジッ、アイツと一緒に登校するとロクなことねぇ～」
走り出す陸に呆れながら、陸も学校に向かって走り出した
？「アイツが海斗…か。」
走り出す海斗を見ながら、アイツは呟いた…
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