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晴彦は何故敬語が止まらないのか。わからなかったが、似たもの親子だと羨ましいく思った。
(自分も母親に似ないで父親似ていれば、こんなに仲良い親子に、なれたかもしれないな。何故か喧嘩ばかり)
「しかし、正彦君の敬語が止まらないのなら俺も敬語で話をしますよ。今はランキング何位ですか?」
晴彦が敬語で話してくれたので少し緊張が溶けて来た。(本当に、同級生なのか?明らかに俺とレベルが違う)
「はい。今のランキングは世界15位です。」
するとまた晴彦の顔が変わった。
「今は日本チャンピオンか!ならもう世界の連中とやり合ったのか?」正彦は、思った。
(さっき敬語で話すって言ったじゃんかー!この人怖すぎ!おお!手が震えて来た。
怖いよー。親父助けてくれー!)
必死に父親にアイコンタクト を送る正彦。
その時松平常務は、更に驚いた標準をして固まっていた。何故なら彼も晴彦の美しくも野獣の様なオーラに当てられて、震えていた。だが、さすが父親だ!
「正彦は、余り才能が無いようなので、世界戦をやってみて、苦戦するか、負けたのなら引退する覚悟なんです。しかし、社長は、ボクシング詳しくですね」
その時店全体を重苦しい殺気で包まれた。
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