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晴彦は、鈍くなった 頭を休める為に仕事を中断して、目を閉じた仕事に集中して、まるで耳に入らなかったテレビのニュースが聞こえて来た。
今の企業は新卒の採用が増え、中途採用の数が減少の傾向にあります。
そのニュースを聞いて晴彦は言った。社員を先に帰し誰もいないオフィスで、寂しく呟く
「ハイハイ家の会社もそうだよ!悪うございました。ハハハ。俺暗いなあ!独り言だよ
全くこれもオヤジの入れた社員どものせいだ!無能が会長じゃ俺が苦労すんぜ!まともな企画書出せる奴は居ないのかねえ!
アー腹いっぱい愚痴ったら腹減ったな。コンビニえGO。
ん!中途採用か。今年は0だな。
親父は人を見る目を無いから、俺の部下は俺が採用するのもありだな!
手始めに俺と同じ歳のやつを中途採用してみるかな。
馬鹿でもいいから暖かい奴がいいな。よし!決めた!そいつが来たら採用だ。
どうせオヤジが文句たれるけど。頭堅いんだよ。鉄頭ジジイ!
晴彦は、今日も独り言を愚痴り、気を紛らせていた。遊ぶ暇も無く新しい本も読めず、しかし会社は彼無くして動かない。
何故なら企画の天才だからである。次回に続け!晴彦
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