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父親と息子の悲しみ‥
晴彦が、仕事を終えたのは、AM2時だった
家に帰っても、ただいまと言える相手も、掃除をする暇も無い。だからご飯は、会社で食べていた。
社員にゴミを片付けて貰えるからそれが彼の日常だ。
父親がいきなり用事を決めるので昼間も会社で振り回され、社員がミスをすると、社員の教育は、社長の仕事だ猛将の下に弱卒無し!分かるか!
何て、偉そうな事言っているが、会社を作ったのも、経営の仕方を父親にアドバイスしたのも晴彦である。
「 朝だよー起きろ晴彦よ!早く起きないとくすぐり地獄だぞ」と目覚ましが鳴り響く元カノからのプレゼントだが、声を聞くと元気が出るので晴彦の宝物
「わかったよ。遥今起きるからさぁ、フン!」
晴彦は勢い良く跳ね起きた
。朝に寝惚けぐせのある晴彦の会得した奥義で、気合いを入れて起きると、寝惚けが覚めるのだ。
「アー良く寝たぞ🎵オラは絶好調じゃ!」と言いながら、朝食を作る晴彦。彼はしっかりとした朝食を取らなければ既に大病を患いっているだろう。
過酷な日々を送る晴彦彼の運命は、少しずつパズルのピースが、組会うようにゆっくりしかし、確実に運命の完成に向かって組まさって行く。
「さてと今日の予定は建築部門の予算決定と、営業部の方針決定、我が社の出した企画の打ち合わせかあ。」
(取締役に、書類まかせて俺は、人事部に顔を出すかな。取締役も忙しいが、彼しか頼れる人財がいない。人材では、役不足だ。)
晴彦は、頭の中で今日の予定を考えながら新聞に目をを通す。
(ワーキングプアか…我が社の無能な支持された事しか行えない。
イエス マンの給料下げるだけで20人の社員を雇えるな。
取引先の付き合いだか何だか知らんが、親父は人材ばかりで、人財を入れていない。
このままでは、人財不足でそして、何より俺が過労死だ!)
「今日の優先事項は、人事介入と雇用体制プランの改革だ!これが社長である本来の仕事だ!クソ何故親父に俺の会社を乗っ取りられなければならない!」
(遥お前が、突然俺の前から姿を消したその日から俺は運命を感じなくなった。遥お前は、俺の運命の女神なのかそれを失った俺はまるで錆びた銀の様だよ…何故消えた何故!)
全てが嫌になりながらも遥に会いたい一心で、死にたい気持を押さえる晴彦失った未来を取り戻せ!次回に続く!
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