朝はモーニン

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「ちょっとあんたいつまでそこに寝てるのよ?」 あのな…俺を撲殺しかけたのはどいつだ? 危うく死んだ両親に再会する所だった。 いや…別に再会が嫌という訳じゃないんだけどな。 ただ…もし死んで放送された際に…《死因はピコハンによる撲殺です》と放送されるのだけは是が非でも避けたい。 「…ったく。痛てぇだろ?! このチビひまわり!!」 「あっ言ったな~!! くらえっ!!」 「ギャ~ヒドい~!!」 こいつあんなに可愛がってたジロー投げて来やがったよ。 なんかジローが哀れになってきた。 因みに何故チビひまわりなのかと言うと説明するのに原稿用紙100枚ほど必要になるのだが…。 実はこいつの名前は向日葵(むかいびあおい)って言って高校一年なのに身長が142cmしかないんだ。 だからみんなからチビひまわりって言われてる。(完) 「あんた! いつまで寝てるつもりよ?」 あのな……。 俺はジローの投擲を喰らい倒れていた。 「お父さんとお母さんが下で呼んでるわよ!」 「おじさんとおばさんがか??」 「そうよ! 早くしなさいよ!」 「わかった」 俺は顔に張りついている毛むくじゃらの生き物を剥がしポイッと投げ捨て一階へ降りて行った。
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