私の『光』

ｸﾗｽﾒｰﾄ

｢あっ❗日時は来週の土曜日の方課後な｡｣

｢んじゃ一応皆に言っとくね｡｣

｢おう❗よろしくな‼｣

｢和君も行くの？｣

｢うん｡じゃ～なっ‼｣

そう言って私と正反対の帰り道を歩いて行った｡

そんな事があった後､私はﾒｰﾙに電話に大忙しだった｡

そして当日の方課後｡
田口が大はりきりで仕切っていた｡

｢さて‼午前中の授業は終わり‼39人中ﾌﾘｰが16人いたにもかかわらず予定の入った人が多いので8人‼悲し～けどﾊﾞﾗﾝｽ良いんで良しとして‼割ｶﾝで4時間楽しむぞ～‼｣

田口は誰の目から見てもﾊｲﾃﾝｼｮﾝな口調でﾏｲｸを使って言っていた｡

｢…はりきってんな～田口｡｣

和君が感心した様に言った｡

｢流石ｸﾗｽ委員長…｣

その横で私も田口の言動に感心していた｡

集まった8人というのは男子4人女子4人で和君と田口､無口でｸｰﾙな川上京平(ｶﾜｶﾐｷｮｳﾍｲ)とその友達のいつもﾆｺﾆｺしている水谷明(ﾐｽﾞﾀﾆｱｷﾗ)､優しい面持ちの黒髪美人な城戸春華(ｷﾄﾞﾊﾙｶ)と子供っぽいという程いつも元気な山田葉月(ﾔﾏﾀﾞﾊﾂﾞｷ)､私と結菜の8人だった｡

本人達にその気があるのかはわからないが､もう完全に合ｺﾝだった｡