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午前の地上訓練のあと、食堂で昼食を食べていると、田村教官が食堂入口で叫んだ。
田村「午後から俺が担当の2号生徒は、昼食は少なめにしとけ! 特に小島! 貴様はいつもの5分の1だ! いいな?! 」
小島「なっ、何で俺なんですか? 」
田村「貴様は特別だ! 吐きたいなら止めはせんがな」
小島「りょっ、了解です! 」
田村「よろしい! 」
そう言うと、田村教官は食堂から出て行った。
浦沢「田村教官のお気に入りだな」
そう言って浦沢は白い歯を見せて笑った。
小島「全く、ついてない」
そう言いながら、ため息をつくのだった。
剣崎「まぁ、ダイブ・ズームを教えて貰えるかもしれないし、いいじゃないか」
浦沢「そうだぜ。それに田村教官は口は悪いが良い人たぜ」
小島「そうなのか? 」
浦沢「そうだって(たぶん)! 」
小島「よし、やってやる! 」
剣崎「その意気や、よし! 」
そんな話をしている内に昼食を食べ終えたのだった。
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