剣崎 浩一

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この話の主人公となる男、剣崎 浩一(けんざき こういち)は中学卒業と同時に、帝國海軍の訓練航空兵として1938年4月に大村基地に入隊した。 剣崎家の家系は曾祖父の代から海軍へ入隊しており、浩一の父もまた、海軍航空隊の大尉をしており、先日兵役を終えたばかりであった。 そんな剣崎もまた、父に憧れ、海軍航空隊に入隊しようと思ったのである。 また、幼い頃から父の曲芸飛行をみて、飛行機が好きになったのも、理由の1つだ。
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