届かない手紙

4/6
前へ
/61ページ
次へ
彼女は、僕に愛想を尽かしたのかもしれない。 それでも、まだ彼女を信じていた僕は、週末になると丘の見えるレストランに足を運んで、彼女が来るのを待った。 一週間が過ぎ、二週間が過ぎ、三週間が過ぎて、僕は彼女の言葉を思い出していた。
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!

60人が本棚に入れています
本棚に追加