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メールラリーをしてから、4時間程経っていただろうか、忙しさのあまり、彼女達への心配はすっかり消え失せ、帰りの支度をしていた午前2時。いつもはあまり使っていない携帯電話のメール着信音が鳴った。
《やっぱり会えない?》
・・・さっきの仔。
〈まだ外にいるの?相手見つからないの?〉
《会ったけど逃げてきた、メッサ怖かった》
〈マジで?!今どこ?!〉
その時彼女達が居た場所は、街の中央部からかなり離れたキャンプ場付近。
20代の男性2人組と会ったが、ホテル代の持参がなく、車の中で襲われた。
雨も止んでいた事もあり、二人で車から逃げ出し、朝まで時間を潰そうと思ったが、再び雨が降り出し、途方にくれて僕にメールをしてきた。
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