真理18歳

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〈どこにいるかわかんないから、ライトとクラクションのほうに走っておいで〉《わかったぁ~☆ありがトン》 ~なんだこいつら~ 僕の心配に反したレスの明るさに溜息をつきながら、クラクションを何度も鳴らした。 キャーキャー言いながら走って来る二人を前方に発見し、車を近づけた。 浴衣を着た二人が後部ドアを開けた。 「シート、濡れるよ……いいの?」 『いいから早く乗れ!』 「助かった~ありがとう」『おめぇら、いいかげんにせぇよ!』 それまでになかった怒りが瞬間にこみ上げた。 「ごめ~ん、マジでありえないから~」 「普通にありえないよね」『ありえないのは、おめぇらだって!』 二人を事務所に連れてきて、シャワーを浴びさせた。僕はバスタオルと、キャンペーン用に揃えてあった 白いショーツを差し出した。 「ここってどこ?おじさんの家?」 白いショーツ2枚を握りしめ、不思議そうな表情で僕を見上げた。 『普通、女用の新品パンツなんて、持ってないよね』笑 「うん……なんで?」 『ここさぁ、デリヘルの事務所なんだよ』笑 「マジ?」 「ありえなくね?」 『なんにもしないって、マジだよ』笑 「だってデリヘルやってる人なんでしょ?」
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