刀のない侍

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家にもどった侍はまず風呂に入りました。洗顔はもちろんダヴです。 侍は絶対売ってもらおうと意地でもあそこで売ってもらうつもりらしいです… 頑固でアホな侍です。 そして着替えようとふすまをあけるとカタッと音がして刀が倒れてきました。 「危ないわぁ誰やここ置いたんは…」 と自分一人しか住んでないのに人のせいにしてます。 「あっ刀あった…」 とようやく気付きました。 馬鹿丸出しです… すぐに台所に向かうとネギは腐っていました… 匂いはまさに生乾きのタオルでした… 灯台元暮らしとはまさにこのことでしょう 皆さんも出掛ける前は身の回りをよく確認しましょう。 おしまい
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