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“直樹サイド”
彼方と諒とは、家の方向が同じだ。
だから、一緒に帰った。
途中で別れ、家に着いた。
ナオキ「ただいま。」
母「おかえりなさい。あ、直樹宛てに手紙が来てたわよ。」
ナオキ「手紙が?」
母「そこのテーブルの上に置いておいたわ」
ナオキ「ん。ありがと」
俺はテーブルに向かい、手紙を探した。
ナオキ「これか?」
見つけたのは、全体が黒の封筒だった。
俺はまず自分の部屋で見ようと思い、自室に戻った。
(ガチャ…)
ナオキ「ふう…」
俺はベットに倒れこんだ。
封筒を開ける。
(ベリッ)
中には紙がはいっていた。
正直、金がよかったがな。
俺は紙を取り出した。
俺はこの時、少しでも疑えば良かったのかもしれない。
紙に書いてある事を、心の中で読んだ。
ナオキ「!!!??」
何だよ…どういう事だ?
俺は信じられなくて、もう一度読み返した。
だが、内容は変わらない。
ナオキ「皆は!?」
俺は諒に電話した。
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