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まて。落ち着け。何で日本の樹海に黒豹が？どう見ても黒豹だよな。あれか。ペットとして飼ってて育てられなくなって捨てた黒豹か？そんな飼い主、俺が殴ってやる！てか、どうする？じっとしてたら通り過ぎないかな？
「グルゥゥ…」
あ、戦闘体制だ。嫌だなぁ、俺、動物好きなのに。
俺の周りを回りながら、少しづつ間合いを詰める黒豹。いつ襲い掛かってきてもおかなしくない。
やられる訳にはいかないしな。仕方ない。強めに殴れば逃げるかもしれないしな。
「ハァァ…」
リミッターを外し、少し腰を落とし身構える。前の事があってから、少し修行したんだよね。お陰でリミッター解除後の体の反動は、ほぼ無くなった。これで心おきなく使えるようになった。
「グアゥゥ！」
俺の雰囲気が変わったのが分かったか。流石、動物だよ。
少し、また少し間合いを詰める。
いつ来る？動物の間合いが分からん。
ザザザッ！
バンッ！
「うぉ！」
いきなり、一直線に俺に突っ込んで来た！そして、手前でジャンプし前足の爪で攻撃してくる！
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