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「くっ!」
辛うじて身を翻しかわした…つもりだった
「くっ、かすってやがったか…」
僅かに黒豹の爪が俺の肩をかすめた。
リミッター外してんだぞ?確かに油断はあったが、かわせたと思ったんだがな…
ザザザッ!
ダンッ!
「ちっ!」
攻撃後、着地し直ぐに反転!再び前足の爪が俺を襲う!
速い!動物ってすげぇな!
今度は少し距離を取ってかわす。
ザシュ!
「がぁ…」
くそ!かわしきれない!今度は逆の肩をかすめた!
今の状態でかわせないとなると、マズイな。仕方ねぇ、攻撃するか。
少し間合いを取る黒豹。俺が攻撃体制に入ったのに気が付いたか?再び、ゆっくりと間合いを詰める黒豹。カウンターを狙うか。上手くいくかね。
ザザザッ!
ダンッ!
また一直線に突っ込んで来て手前でジャンプ!
さっきより速い!
「くそ!」
ジャンプしてきた黒豹の下にスライディングし、潜り込む!
そして、下から黒豹の腹に蹴りを突き上げる!
ドン!
「ギャウゥ!」
そのまま黒豹は勢いよく吹っ飛んだ!
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