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「某国の軍人が、こんな所に居るなんてな。観光か?」
「ハハハッ。我々も仕事だよ。内容は貴様と同じで言えないがな。」
「俺を着けてた理由は?」
「なに、邪魔になるようなら殺そうと思っただけだ。」
「ここは日本だぞ?そんな事すりゃ捕まるぜ?」
「ここは自殺の名所なんだろ?なら、死体が数体転がっていても問題ないだろ。」
数体?まて、まだ何人もこの樹海に居るってのか?何のために?
「俺は俺の仕事をするだけだ。お前らの邪魔をする気はねぇよ。情報をくれないなら失せろ。」
「情報?」
「何故、数人の人間がここに居るのか…何故、軍人がここに居るのか…何故、動物が居るのか…。」
「何だ、何も知らずにここに居るのか?」
「知らねぇから聞いてんだ。」
「なら、邪魔にはならないな。どんな仕事か知らないが、せいぜい死なない様に頑張るんだな。」
何だよ、教えてくれないのかよ。ケチ!
でも、無理矢理聞くのは難しいしなぁ。ただの軍人ならまだしも、あの胸のマークはヤバい連中の証だからなぁ。
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