145人が本棚に入れています
本棚に追加
「ハハハッ!隠れてばかりじゃ勝てないぞ!」
ズドドドドッ!
ズドドドドッ!
確かにヤツの言う通りだ。やってやるさ!
ダダダッ!
俺は全速力で茂みを駆け抜ける!
「逃げられると思うなよ!」
ズドドドドッ!
走りながら、周りを確認し仕掛けるタイミングを図る。
ダダダッ!
ダンッ!
俺は弾を避けながら跳躍!その先の樹を蹴りまた樹を蹴る。
蹴る!
蹴る!
蹴る!
「ちょこまかと!」
ズドドドドッ!
辺り構わず撃ちまくる軍人。弾尽きないのかよ?
樹を蹴りながら、徐々にヤツに近づく。
ダンッ!
そして、最後に思いっきり蹴り、ヤツの頭上に急降下!
ヤツは…まだ追いきれてない!
そのまま、頭に蹴り入れてやる!
「甘いな!」
ヤツは振り向き、こちらに手を向ける!罠か!
しかし、
「お前がな!」
蹴るふりをし、体を細くし更に加速!
ズドドドドッ!
「何!」
ヤツが撃った時には、俺は頭上に居ない。
すでに、着地しヤツの懐だ!
最初のコメントを投稿しよう!