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「クィントが日本で活動してるなんてな。しかも、選ばれるなんて、俺はツイてないな。」
「確かにな。貴様は強い。が、生物兵器相手にどこまで出来るかな?」
「さぁな。死なないうちに逃げるよ。」
さっきまでは、ぶちのめしてやろうと思ったが、相手がクィントなら話は別だ。
あんな頭が良いだけの狂った集団なんか相手にしたら、今後何されるか分からんしな。
もしかしたら、悪魔事件をどこかで情報を得て俺を餌に選んだかもな。
「おい!お前らは一般人には手を出してないだろうな?さっきの警官以外は。」
「あぁ。我々の目的はあくまで生物兵器とその資料だからな。人殺しは別の場所でも出来る。今は本国からの指令を全うしないとな。邪魔するなら別だが。」
コイツらも殺人狂だったな。どっちもどっちだ。
「分かったよ。貴重な情報ありがとよ。それじゃ行くわ。」
「まだ樹海に残るのか?」
「生物兵器を一回拝んだら帰るよ。どうやら、俺の依頼は嘘みたいだし。」
「せいぜい、遭遇して殺されないようにな。貴様は俺が殺してやる。」
犯罪組織と生物兵器と機械の兵隊。敵が多いな。
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