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ガサガサッ！
「何だ！？」
男が無造作に突っ込んで来た！
だが、歩いてない！後ろから何かに押されている！何だ？
ブチブチ
後ろからの圧力で、食いちぎられた胴体が真っ二つになり、男を押していた犯人が顔を出す！
「ガァァァ！」
「うわぁぁ！」
思わず叫びながら、横に思いっきり跳んで、突っ込んで来たものを避けた！
「嘘やん…」
思わず関西弁になる程驚いた。
「ガァウ！」
だって…ライオンだよ？びっくりするだろ！居ないって！いや、黒豹も居ないけど、ライオンも無理だって！ペットの後始末レベルじゃねぇだろ！
「ガァ！」
ダダダッ！
殺意丸出しでこちらに突っ込んで来る！
相手は百獣の王だよ？でも、やらないと俺が喰われるしな。
…今、危機に晒されても信じられない。目の前にライオンが居るなんて…
ダンッ！
黒豹と同じで突っ込んで来て、ジャンプし爪で攻撃！
しかし、黒豹の時よりスピードが遅い！
でも、何だ！この威圧感！
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