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俺とライオンは距離を置き対峙したまま。
ライオンはカウンターに少し驚いたか、警戒している。
俺は傷が痛いのと、次の手を考えている。
強いな。人間が武器を持たないと、動物を相手に出来ない理由が良く分かる。いや、武器を持って初めて対等な戦力になる。
それを俺は素手で相手してるんだから、誰か褒めてくれないかね(笑)
ガサ
「!?」
音がした!動物か?今加勢されたら確実に死ぬぞ。
「見付けたぜ!黒い服の探偵!」
軍人だ!さっきのヤツとは違うヤツか!
ちっ!ライオンだけでもどうしようかて思ってるのに、軍人まで出てくるとは!
あぁ、今回マジでツイてないな。
「お前、アームを倒したらしいな!今度は俺の相手してくれよ!」
さっきのヤツ、アームってのか?確かに、手が武器だったな。
「今は軍人何かに構ってられねぇんだよ!お前は任務遂行してろ!」
ライオンの方を向きながら、軍人に言い放つ。いや、マジで邪魔!
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