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父に会うまではあれを話そう これを話そうなどと色々なネタを準備していたのだが 実際顔を見てしまえば何もかも忘れてしまっていた……
こんな心が満たされた瞬間なんて いつぶりだろう………
毎日 毎日 何かに怯え 人の顔色ばかりを伺い 言いたい事も言えない毎日の中…
限られた親といれるこの瞬間を噛み締めるように満喫した夏休み……
一方… 母の連れ子の弟…
この私の日頃の生活など想像もつなかいだろう…
自分の父親に他人の息子がいつも傍に居る……
その事に対しての嫉妬もあった………
まぁ 普通に考えれば親と一緒に生活するのは、ごく普通の事なのだが、私にはその普通の事がとても遠く そして何よりも憧れであったから………
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