一日目 昼

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「会長!」   二人のやりとりを見つけて、どこからともなく女生徒が駆け付けてきた。 確かに彼女は男性より女性からの人気が遥かに高い。 しかしその女生徒にあったのは別に好奇の感情では無く、凄い剣幕で近付いてきた。   「またこんなところで油売ってたんですか? 早く仕事終らせてください!」 「うるさいなぁ~ 何さ何さ、私の気苦労も知らないくせに」 「知らなくても良いです。とにかく帰りますよ?」 「うるさいなぁ~、いま帰ろうとしたのにさぁ」 「あの……この人は?」
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