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「きっ……昨日……?」
やばい、何もかも思い出せない。
確か夜中に外が光って死神が降りてきて僕に死を宣告した。それから死ぬまで神様としての力を得た……で、この娘が、3日間限定で彼女に……はぁ?
自分でも、頬が真っ赤に上気してることがわかった。
「冗談ですよ」
と、にっこり。
「……へ?」
「だから、冗談です。あの後卒倒したじゃないですかぁ?」
表情を崩さず、明るいトーンで話す死神さん。
「はっ、嵌めたなぁっ!?」
朝早くから、僕の声が部屋中に響き渡った。
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