第一章 ある男

10/12
前へ
/12ページ
次へ
しかし当たり前の話し、出会い系サイトである。 バーチャルを望んでる人は多分一割いるかいないかだろう。 ある男とメールしている女の子達は一ヶ月ほどもすると女の子の方から「近いうち遊び行こうよ」と誘ってくる。それくらいメールでは魅力的だった。 もちろんある男はリアルな世界での自信はない。メールのやり取りによってハードルを上げすぎてしまった自分に後悔をしていた。 そのためある男は誘いを断り続けた。彼の言う牧場も出入りが激しく、ある男自身もサイトに飽き始めていた。 そんな中ある男が出会い系サイトを始めた頃から半年ほどやり取りしてる女の子がいた。彼女から初めて「今週末暇だから遊ぼうよ」との言葉が。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加