{序章}

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「テメェは一体何者何だ!?」    リーダー格の男が叫ぶとレオンは銃をしまって言う。    「バウンティハンターだよ、それにテメェじゃない、レオンハルト・ブレイバーって名前がある」    「ブレイバー?聞いた事がねぇぞ……?」    「そうか……お前らにはこっちの方が知ってるかな。俺の2つ名は……」    レオンが言おうとした時、倒れていた男が刃物で斬りつけてきた。  レオンは背中にある大刀をつかみ、振り向きざまに斬りつけた。    「まさか………黒と白の銃……背中に背負っている大刀……」    1人の男がガチガチ震え始めた。    「聞いた事がある……ガキのくせに腕は一流で黒と白の銃に大刀を持ってる奴がいるって………」    「そいつはどこまで逃げても追いかけて来て……犯罪者をぶちのめす……まるで………」    「ケルベロス」    その言葉に男達全員がビクッと動いた。    「それが俺の2つ名……地獄から迎えにきたぜ?」    裏道に男達の悲鳴がひびいた。
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