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「うるせ!!お前が変なとこで通信するのが悪いんだ!!」
「そりゃ無茶苦茶だ」
そんな言い合いをしながら二人は自分達のギルドの本部に向かっていた。
「はぁ、はぁ、はぁ………」
二人が道の角を曲がったとたん女の子とぶつかった。
ボスッッ!!
「うわたぁ!!」
「おっと、大丈夫か?」
女の子はレオンにぶつかった拍子に倒れてしまった。2人と同じくらいの年齢だ。
「そんなに急いでどうした」
「すいません、退いてください!早くしないと……アイツらが………」
スナイプスが慌てている少女に事実を尋ねていると後から数人の男達が現れた。
「おおっと、お嬢ちゃんそんな所にいたのか♪」
「わぁ!?た、助けてください!!」
女の子は慌てて二人の影に隠れる。
「ガキども……早くその女の子を寄越しな、そうしないとお前らが痛い目に逢うぜ?」
「って言ってるけど……どうする?」
レオンは男達にびびる様子も無くスナイプスに尋ねる。
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