108人が本棚に入れています
本棚に追加
隙間から見える少女の顔。先生の背中が見え、彼女がこっちを向いてるような位置だ。
ヒヨン「どっかでみたような…」
女子生徒『だから、新入部員が入ればできるっつってんの💢』また彼女は言う。
先生『あのな、そんなこと言ってるけどな。
実際いるのか?
見たところ見学も来てないようだったし、出来れば、学校の方としても、部活を存続させたい。
だが事情が事情なんでな。まっ新入部員さんとやらが1人でもいるならな延期させてやってもいいが。
いるのか?』
明らかにいないことは彼女の顔をみればわかる。一瞬ドキッとしたのを見たからだ。
先生『いないのか⁉』
女子生徒『いるわよ‼』
先生『なら連れてこい。認めてやるから。』
女子生徒『それは…。』
先生は勝ちほこったしゃべり方だった。あれでも先生かと彼女に少し同情してしまった。しかし後悔することになろうとは……。
彼女と目があってしまったのだ。
最初のコメントを投稿しよう!