紅茶の国

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アリスの言葉にしばらく固まった後、エリオルは苦笑いしながら口を開いた。 「いやあの…アリス?確かに好きに呼んでもらっていいんだけど……エリーって……何か嫌なんだけど…。」 「あら?お気に召さない?エリーって可愛くていいじゃない?」 エリオルが反論しようとした時、遠くから足音が聞こえたもので言葉が紡がれる事はなかった。 「エリオルーエリオルー!!!!仕事が入ったよ、仕事ー。」 足音の正体は、どうやらエリオルの知り合いみたいで綺麗な金色の肩上まである髪とエメラルドの用な美しい瞳の持ち主だった。(言葉で説明出来ないけれど、本当に美しいとしか言いようのない…美形だったんだ)
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