紅茶の国

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さてはて時も過ぎ、アリスの手にしたカップに入った紅茶が半分になった頃、ふとアリスは机に頬杖をついて呟いた。 「アエシア、私何だか眠くなってきちゃった…。毎晩夜更かししていたのがいけなかったみたい。もう寝ようかしら……でもまだこの小説を読み終わってないのよね。そうだ、これを半分読み終わったら寝ることにしましょう。」 アリスの癖は独り言だ。 とにかくアリスはお喋りなのだ。
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