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男に引っ張られるがままに
少女は男について森を無言で歩く
なんか変な奴だな
あたしなんかを家で雇うなんて…
でも…
こんな事初めてだから正直嬉しい…
「おい」
「はい!?」
少女は急に話かけられて驚いた
「お前歳は幾つだ?」
「15歳だよ
あんたは?」
男「俺は二十歳だ
…て俺のことはいんだよ
お前の名前は?
俺は北上(ホクジョウ)ヨウだ」
「野月甘奈(ノヅキカンナ)」
ボソッと言った
「甘奈な
よし!甘奈!お前は今日からここで働いてもらう
男ばっかだが…俺らのお世話頼んだぞ♪」
「え?ここ!?」
気付いたら目の前には立派な屋敷があった
「ヨウん家って金持ちか!?」
甘奈は目を真ん丸にし
興奮気味に聞いた
「別に普通だろ
あと今日から俺の事はヨウさんと呼べ」
「普通じゃねぇし!
てかええ!?汗
なんでだよぉ?」
「お前は雇われるんだから当たり前だろ」
ヨウがにやっと微笑む
怖!汗
「うっわかりましたよ!ヨウさんっ!」
甘奈はやけくそに言った
そんなこんなで
2人は屋敷に入っていった
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