宿命

3/3
前へ
/47ページ
次へ
「え~~と~~ 勝手に入っていいんですよね~~?」 一人残された甘奈は 屋敷の門の前でドアを開けるか 開けないか迷っていた 「もう開けてやる!」 ギィ… 古びた鈍い音を響かせ 重いドアを開けた そして甘奈は通れるくらい開いた時 シュッ! 「うぇ!?」 前方から手裏剣が一枚甘奈の顔を狙って飛んできた あと10センチのギリギリの距離で甘奈はしゃがみこんだ 「なっなんだ!?」 驚きながら前を見ると 重いドアは勝手に開き 開ききる頃には 甘奈の目の前には 2人の男が立っていた 「!!」 甘奈は2人を見ると 警戒して立ち上がり構えた すると 2人のうち 一人の若い男が鼻で笑った
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加