120人が本棚に入れています
本棚に追加
7、アジト
その頃、Blues Masterのアジトの中は、ゆっくりと動き始めた。
Blues『お前らよく聞けよ。どうやらアイツらは、ここの場所が分かったらしい。この地下室に入ってきたら、すぐには命を奪わず、顔を見届けてからあの世に遅れよ。せっかく来てもらうんだ、丁寧に扱わなきゃ…。なっ…。』
慎吾の顔を覗き込む。
慎吾『………。いちいち覗き込むのやめてくれないかな。』
Blues『なに?』
そう言われながら、慎吾は顔を殴られた。
Blues『軽口叩いていられるのも今のうちだよ?もうすぐで君はここからいなくなるんだからさ。少しは自分の事も心配したら?』
慎吾『アンタこそ、いい気になってられるのも今のうちだよ?自分の立場考えたら。』
Blues『…年下のくせに、ムカつく奴だな、お前。』
慎吾『俺の仲間をバカにするなよ?』
最初のコメントを投稿しよう!