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手下『ボスのところに戻るんだよ。見方のフリしなきゃいけないから。…アンタ達が来るのを待ってるよ。』
4人は、ただただ手下の後ろ姿を眺めていた。さっきまで撃ち合いが嘘のように。
すると手下が振り向き…
手下『…あっ、アンタ中居さんって言ったね。』
中居『!!。あぁ。』
手下『アンタの利き腕は右だよな。悪かったな、肩怪我させて。』
中居『…別に、左でも撃てるからいいさ。照準は少しズレルけど。』
手下『そっか。ならいいけど。…あっあと、早くアジトに行った方がいいかもよ?』
剛『…えっ!!』
吾郎『どういう意味だよ。』
手下『ボスは、アンタ達が来る前に、アンタ達の仲間を殺す気、かも。』
中居『………。』
木村『マジで…。』
手下『まっ、わかんないけどね。』
そう言うと、手下は暗闇の中へ消えていった。
吾郎『…なんなんだろう、アイツ。』
剛『味方…じゃないよね…。』
中居『違うだろな…。』
剛『でも、アイツが言った事がホントなら…。』
木村『慎吾が危ないかも…。』
剛『早く探さなきゃ!!』
中居『…吾郎、旗が無くても分かるか?』
吾郎『うん…なんとか…。』
木村『よっしゃ、急いで探すぞ!!』
中居『時間がないからな。』
4人は、また振り出しに戻った。
無事にアジトに辿り着き、慎吾を助け出せるのか…?
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