12、冬景色

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その何かとは…灰。 剛『…何だろ、今の…。』 灰が飛んできた方向に目をやり、ライターの灯りを照らし始めた。すると…? 剛『何だろコレ………あっ!!』 沈黙の中に、剛の声が響いた。 木村『!!。またかよ。』 吾郎『今度はなに?』 剛『ねぇ、コレ!!。』 木村『なんだよ。』 吾郎『?。』 気になった3人は、剛のもとへ駆け出した。 木村『なになになに。』 剛が指さす方を見ると、何かを燃やした跡があった。 吾郎『なんだろこれ…。』 剛『コレってさ、サーフィンボードじゃない?』 木村『サーフィンボード?コレが?』 剛『うん…ほらコレさ、サーフィンボードの上の方じゃない?』 燃え残っている破片をよく見ると… 木村『ホントだ!!サーフィンボードだ…。』 剛『やっぱり?』 吾郎『じゃぁ、コレを燃やしたのは…』 木村『たぶん、Blues…。』 中居『…しかいないな。』 剛『ねぇ。この足跡って誰の?』 そこには、4人のものではない足跡が。 その足跡を見つめていると… バーン 静寂を切り裂く銃声が聞こえた。 木村『!!。なんだ今の…。』 吾郎『向こうから聞こえたよね。』 吾郎が振り向いた先には、灯台の灯りに照らされる古い建物…。
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