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『電話番号…』
吾郎は渡された紙を、見つめていた。
慎吾『どこの電話番号?』
吾郎『わかんない…』
剛『かけてみれば?』
木村『かけてみろよ。誰の電話番号か気になるし。』
吾郎『…うん…わかった』
吾郎は携帯電話を取り出し、紙に書かれている電話番号に電話をした。すると…
『………はい、もしもし』
『……あっ…』
吾郎にはこの声に、聞き覚えがあった。
『…父さん…?』
『…おっ吾郎か…久しぶりだな』
慎吾『父さん!!』
剛『吾郎さんの!!』
『元気にしてるか吾郎。』
『元気だよ…びっくりした、父さんに繋がるなんて。』
吾郎は少し戸惑いながらも、自然と笑顔になった。
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