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その日の夜彼女の首のが絞まる感覚を手のひらは思い返していた。
暖かく血管を血が流れている。
夜も更けて眠りについた。
そして彼女の夢を見た。
首を握り締めた状態で彼女は語り掛ける。
『あなたがあともう少し力を入れれば私は違うところにいく。ほら…あと一押し…』
彼女は僕の首を握り
『あなたが絞めないのなら私が絞めてあげようか?』僕は両腕に渾身の力をこめた。
すると彼女の両手は力なく首から離れた。
気付いたらいつもの天井が僕を見ていた。
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