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というか……呪いってそんなに軽いものなのかなぁ……
僕が有名なツタンカーメン王、ファラオの呪いについて考えを張り巡らせていると、悪霊が再び立ち上がり……髪を一回だけ掻き上げてから僕に向き直った。
「私は……貞子。もちろん、泊めてくれるんでしょう?」
そう言い、不適な笑みを浮かべて、前髪のベールから顔を出した悪霊は……とても綺麗だった。
……選択肢なんて……泊めるしか無いじゃないか……
こうして、僕と貞子の忘れ難い一週間が幕を開けた。
予告編 終
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