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聖:「煙草ぐらい許せ…」
彰:「ストレス溜まってるから仕方ないのは分かるけど…ほどほどにしてね…?」
聖:「俺がいなくなったら困るのお前だもんな?」
シシッと意地悪に笑う聖也。
彰:「馬鹿…///」
聖:「俺だってお前がいなきゃ困るんだからな?」
聖也は不意に俺に抱き付く。
聖也って、アメリカから帰ってきてからスキンシップが多くなったっていうか、ちょっと軽くなった気がする…
アメリカ行ったから慣れちゃったのかな?
もしそうだったら…
ちょっと嫌かも…
聖:「そういえばさ!翔たち、今頃なにしてんだろ?」
抱き付きながら突然言われたのでびっくりした。
彰:「最近、連絡取ってないよね…」
聖:「よし!!気分転換にちょっと電話してみるか!!」
ほら…
昔はこんなに社交的じゃなかったよ?
俺がいなかった時に何が変わったの…?
俺の知らない聖也は嫌だ…聖也は俺のだ…
つまらない嫉妬心が頭の中を渦巻く。
そんな気も知らないで聖也は呑気に電話をしている。
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