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レイハーンは駆け出し、『魔法剣』で弾き少年を助けた。
レイハーン「…危ないだろう!使いこなせない術は使うな!」
少年「…ごめん…"」
少年は謝り頭からローブを取った。
…少年は金髪に緑の目をした美人だった。
少年「あの…怪我とかしてる?」
レイハーン「いや…」
少年「え~と…僕の名前はルムエルって言うんだけど…君は?」
レイハーン「俺はレイハーンだ。今日からこの学校の生徒になる。よろしく」
ルムエル「よろしくね」
さわやかに笑い、手を差しのべてくるので、軽く握手をした。
ルムエル「本当に怪我とかない?」
レイハーン「大丈夫だ。あれぐらい」
ルムエル「あれぐらい?…すごいね?」
レイハーン「いや…あれより強い魔法を受けたことが何度もあるからな…」
レイハーンは遠い目をした。
そう…今までジィーノに練習台として術を回避してきたのだ。
良く生きてこれたものだ…(心の中で泣き
レイハーン「え~と…俺、来たばかりだから見て回ってるんだ…それじゃ」
と言って、立ち去ろうとしたとき
ルムエル「僕案内しようか?さっきのお詫びに…」
レイハーン「いいのか?練習してたんじゃ…。」
ルムエル「いいょ別に」
そして、ルムエルはレイハーンをいろいろな所に案内をした。 最後に食堂に連れて行かれ、ご飯を食べることにした。
案内をしてもらっている時も気になったが、食堂にいるときまでも、見られていた。
レイハーン「ルムエル…」
ルムエル「何?もしかして、美味しくない?」
レイハーン「いや…美味しいんだが…なぜこんなにも見られるんだ?」
ルムエル「ん~…もしかして、レイハーンって…」
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