106人が本棚に入れています
本棚に追加
/38ページ
‥「誰じゃ?こんな所で泣いておるのは…」
‥「たす…けて…父さん…かぁさ…んを」
そこに広がっているのは…魔獣に襲われた夫婦の死体…男性の腕はなくもう息はしていない冷たい体をしている。
しかし、女性の方はまだ息があり何かを訴えている。
女性「……むす…こ…を」
‥「この子のことかね?」
女性「お願い…ま…力…」
‥「魔法力のことかね…大丈夫じゃ私が面倒を見よう。魔法使いだからね…」
女性「ありが…とう」
いいおえると、安堵し眠るように息を引きとった…
‥「名前はなんていうのじゃ?私はジィーノ」
ただ呆然とするしかなかった少年は機械のように答えた
少年「…レイハーン」
答えた途端…ドサッ
ジィーノ「気絶したか…」
兵「ジィーノ様こんな所に!…っ、これは」
ジィーノ「魔獣じゃよ…この子一人、生き残ったのじゃ…後は頼むぞ」
兵に後を頼み家にと戻った。
最初のコメントを投稿しよう!