「悠久なき罰」

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「悠久なき罰」

振り初めるは哀愁の雪 惜別という名の鏡 映し出すは過去の吾 映し出さぬは未知の吾 映し出されし過去への道 それは幻 幻想という名の思い出 変えられぬ過ち 吾はこの手を汚し過ぎた 罪と罰は吾を貶める 経た刻 それこそが罪 未知先 それこそが罰 この罪彼女は知らず 吾存在(ソノモノ)が彼女を貶める結果を招くのならば 吾は別れよう もし覆せる手段が吾に在るのならば この命すら惜しくない しかし過ちは覆す事は出来ない 総ては世界の理 刻という名の触れ弄る事の出来ない 禁忌でも良い 吾の大罪打消す手段あるならば 吾は別れよう もし覆せる手段が吾に在るのならば この命すら惜しくない しかし過ちは覆す事は出来ない 総ては世界の理 刻という名の触れ弄る事の出来ない 禁忌でも良い 吾の大罪打消す手段あるならば この手を朱に染めた 吾の生き様総てを変えた彼女の為にも 世界を変えた彼女の為に…
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