そういえば

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俺はなるべく息をしないように、一動作する毎に息を止めることにした。       「…ポッポ。」       俺は仕度の最中、ポッポを見てみた。   …こいつ、そんな悲しそうな目で俺を見つめるなよ。いや、そんなアイ〇ルのチワワみたいにされても…。       「…わかったよ!!連れて行きゃいんだろ!?」       しょうがなく俺が折れることにしてやった。そうかそうか、そんなに嬉しいか。…って、喜び過ぎて鳥かご壊してんじゃねぇよ!!なんだその喜びの舞いは!?微妙に求婚のポーズ混じってるし!!       「もーう許さないからな!!ずっと飯抜き!!」       ドア越しにレイチェルさんの怒声が聞こえる。ってか騒いでんの俺じゃねぇから!!ポッポだから!!つってもどうせここにはしばらく帰って来ないし良いか。この際だからこのヒステリックババァに文句の一つでも…       「だぁれがヒステリックブルーだってぇ!?」       だから心の声読んでんじゃねぇ!!しかも違うから!!ヒステリックババァだから!!歌手の方じゃねぇから!!   ドアに鍵掛けといて良かったぜ!!ただ、これで家から出れなくなっちまった!!shit!!
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