ひとつの恋の終わり

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「…ナズナ?」 どれくらい、そうしていたのかはわからない。 あたしが名前を呼ばれて、顔を上げたとき、 辺りはもう真っ暗だった。 温かい腕が、 あたしを包み込む。 「…ナズナ。帰ろう。」 .
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