精神の脆さ

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人間の精神はどの程度の衝撃で壊れるのだろうか 心理的な弱点を突けば、人間の精神は意外と簡単に壊れてしまうものだ 今回は、異性を口説き落とす方法を例にして話そう step1 まずは、異性とコミュニケーションを取る この過程でこなさなければいけない課題は二つ ・異性の好感度を、警戒心を持たれない程度に上げておく ・異性の精神に於いて、不安定な部分を、会話の中からいくつか見つけておく step2 自然な流れで相手の精神が不安定な状況に陥る話題に持って行って、精神状態を不安定にさせる この過程での留意点は一つ ・相手に対して不快な印象を与えさせない事 step3 step2で不安定にした精神箇所に心理的攻撃を加え、その部分を破壊する 軽い精神破壊を目的としているなら、この段階で終わらせてもいいのだろうが、この場合精神はすぐに回復してしまう step4 破壊した箇所を、己の存在で埋め合わせる これは実際慣れていないと難しい所がある しかし、一旦慣れてしまえば至極簡単な作業である step5 出来る限り依存させ、己が支えとなり、相手の精神の安定を図る これは意外と簡単だ 人間の精神は依存により安定を求めるから、それを上手く利用すれば、いい感じに依存させられるだろう step6 束縛し、相手が他に依存する対象を切り離した後、相手から離れる これで、相手は依存対象を完全に失い、更に強い依存の反動で、精神がひどく不安定になる step7 相手にとって一番精神的ダメージを与えるであろう言葉をかけ、離れる これで精神破壊は完了 決して試すべからず これは、手本ではなく、人間の精神の壊れやすさを例えたものである このように人間の精神は、とても壊れやすい はっきり言って、壊すより壊さない事の方が大変な位だ 何故こんなに壊れやすいのか それは、[依存]というキーワードを上手く使うからだ
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