浮気

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浮気は果たして許されない行為か 一般的に浮気は社会的にも禁止されている行為だ いざ浮気をすれば、最悪民事訴訟に発展する可能性もある しかし、浮気とはいったい何なのだろうか 例えば、他の異性の事を好きになる事を浮気と仮定してみよう 確かに社会的には許されない事ではあるが、それは人間として許されない事であろうか? いや、人間としてはそれは好ましい行為であると言えるだろう 何故なら、他の異性を好きになるという事は、突き詰めて言ってしまえば他の存在に興味を持つという事だからだ それは幼児が色々な事象に対して興味を持つのと等価 自己を向上させる為の手段であるとも言える 実際、幼児に何にも興味を持たせないようにしてしまった場合、その幼児は精神面に於いて成長しないであろう よって、他の存在に興味を持つ浮気は、精神を向上させる為の人間の無意識的な行動と言える 次に、肉体関係を持つ事を浮気と仮定してみよう この場合は、先に述べた物より簡単だ その人間は、人間の3大本能に従ったまでのこと 食欲・性欲・睡眠欲 これが人間が生物として生きる為に最低限必要な欲 基本的には猿と同じと思った方がいい そしてそれぞれの欲には生物学的に必要な理由がきちんとある 食欲は、活動に必要なエネルギーを体内に取り入れる為に必要 睡眠欲は、肉体に必要な休養をきちんと取らせる為に必要 そして性欲は、子孫を残す為に必要 そして性欲の場合は、より子孫を多く残す為に、脳により多くの異性と交尾をするように働きかけている よって、他の異性と肉体関係を持つ人間、一般的に浮気野郎と呼ばれる人間は、ただ単に本能に従っているだけであり、実際何も悪い事はしていないのだ よって、恋人及び配偶者に浮気されている者は、精神面の成長或いは本能に従って行なっている行為だと認識して諦めなければいけない 本当に一筋な人間などは絶対に存在し得ないものだ 本能及び深層心理が邪魔をするのだから
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