act.1病院

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ダンテはだいぶ街の中心部まで歩いてきていた。 「それにしてもどこまで歩いても、歩く死体に迷路みたいな道路。これは我への挑戦か」 訳の解らない事を言うダンテ。 そんなこんなでもダンテはだいぶ歩いたようで、病院の様な巨大な建物の門にたどり着いていた。 「うはwwwテラコワスwww」 確かに夜の病院、しかも歩く死体と対峙する様な街だ。 普通より何倍、いや何十倍もの雰囲気が出ている。 普通の者ならば入る事はおろか、近づく事さえ嫌悪するだろう。 しかしやはり小説の空気を読んでダンテは入るしかない。 「うはっマジっすかwww」 恐らくダンテは 日本一怖いお化け屋敷に入れられるアイドルな気分だろう。 しかし入るしかない。 「仕方ない・・・」 ダンテは渋々病院に入っていった。
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