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ダンテはだいぶ街の中心部まで歩いてきていた。
「それにしてもどこまで歩いても、歩く死体に迷路みたいな道路。これは我への挑戦か」
訳の解らない事を言うダンテ。
そんなこんなでもダンテはだいぶ歩いたようで、病院の様な巨大な建物の門にたどり着いていた。
「うはwwwテラコワスwww」
確かに夜の病院、しかも歩く死体と対峙する様な街だ。
普通より何倍、いや何十倍もの雰囲気が出ている。
普通の者ならば入る事はおろか、近づく事さえ嫌悪するだろう。
しかしやはり小説の空気を読んでダンテは入るしかない。
「うはっマジっすかwww」
恐らくダンテは
日本一怖いお化け屋敷に入れられるアイドルな気分だろう。
しかし入るしかない。
「仕方ない・・・」
ダンテは渋々病院に入っていった。
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