常連客

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常連客

『カラン♪コロン♪』 私『いらっしゃいませ。』 私はここ『喫茶店 cloud』でウエイトレスをやっている。 ここのマスターは無口な人だからお店の中はゆっくりとした空気が流れている。 そのゆっくりとした空気が気持ちいいのか、よくここに来るお客さんは眠ってしまう。 客1『いつもの。』 客2『俺も。』 私『かしこまりました。』 行きつけの喫茶店ではお馴染みの言葉。 この2人は近くの高校生の男の子。 時々何か得体の知れないお土産を買って来てくれる優しい人達です。 でも、ただ見てると、不良2人組なんだけど。 そんな間にマスターは2人に飲みもしない1番安いコーヒーを作ってくれていた。 私『お待たせしました。』 客1『あのよぉ、俺またにさぁ夢にプリンが出てくる。』 客2『へぇプリンが?別にヨーグルトでもよくね?』 その突っ込みの仕方は間違ってるよ、ヨーグルトでいいなら何でもいいだろ。 客1『そのプリンに顔があってさぁ・・・。いきなりすね毛ボウボウの足が生えてさぁもうスピードで走りだすんだよ!』 客2『へぇ、世界選手とどっちが早いかなぁ』 その前に気持ち悪がりなさい!そんなプリンなんかに世界選手の人はまず近寄らないよ!image=38796158.jpg
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