一輪の花

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僕はいつも帰り道を一人で帰る。 友達が、いないと言ってもいいと思う。 ある日、いつもどおり一人で帰ってたら、なんにもない道の土手に 小さな小さな花を見つけたんだ。 …紫色で…… 小さくて… 近くに一つも花が咲いていない。 まるで、僕みたいだ。
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