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ただ一つだけのキヲク
胸の奥にぁる
色褪せた紙切れには
笑顔が残った
『出逢わなければ良かったね』‥と
冗談でもどうして言えただろう
君のその優しさに気付きもしなぃで
何を見てたのだろう
振り向けばいつもそこに
君がいてくれる様な気がした
薄紅の雪が舞って
今日も変わらぬ風が吹く
まだ上手に笑えなくて‥
日が暮れるのも忘れて
確かめ合う様に
あんなにも愛したこと
誇りに想った
ためらいもなく『好き』だなんて
言えてしまう君に嫉妬していた
君を好きだと想う気持ちに理由など
何も要らなかった
二人なら永遠さえ
叶うものだと信じていたね
抱き締めたその温もり
今もこの手に残ってる
思い出には出来なかった‥
伝えたいことがあった
それはおかしいほど簡単で
失ってやっと気付く
それはかけがえのない物
Every Little Thing
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